獅林900号記念祝賀会(平成24年9月7日)
900号記念誌上句会(第41回分)
的場秀恭主宰特選 3句 (特別賞:記念色紙 大平柳月絵 主宰句)(当日席上発表・サプライズ方式) |
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径失せて奔放となるわらび摘み 山下 静子 |
(記念色紙) ≪飼ひ猫の野性に戻る月の路地—秀恭≫ |
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ぬるく濃く新茶を入れて一人の夜 松島 圭伍 |
(記念色紙) ≪秋扇たたみて齢はぐらかす—秀恭≫ |
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千号を夢にいただき明易し 馬場 豊子 |
(記念色紙) ≪望郷の視野なごませる鰯雲—秀恭≫ |

互選上位 5句 (賞品:記名の楯)(入選・900号記念誌上句会・獅林社) |
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順位 |
得点 |
作 品 |
作 者 |
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1 |
21 |
燕来る机一つの駐在所 |
田渕 豊 |
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2 |
19 |
ででむしの思案の先を読み切れず |
田中 俊 |
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3 |
12 |
羅のどこかに恋の透けてをり |
乳原 孝 |
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4 |
12 |
太極拳初夏の空気を押して引く |
富田 恭子 |
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5 |
10 |
消息は三行の良し遠蛙 |
井上 幸郎 |
