平成23年11月12日 獅林麦浪忌句会
作品集 1 当季雑詠
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主宰作品 自堕落な一と日を叱咤菊白し |
的場 秀恭 |
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以下会員作品 ○ 主宰選句 |
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小鳥来る膨らんでゆく僕の夢 |
田中 俊 |
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○ |
寄せ鍋や平穏といふ小さき幸 |
田中 康雄 |
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○ |
庭に探す冬の句材はかたくなに |
家永 衣子 |
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旋律の低き出だしや山茶花散る |
あめ・みちを |
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木漏れ日や麦浪の庭萩こぼる |
森本加寿子 |
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煙突のけむりが雲になる小春 |
東 徹 |
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○ |
高々と葉を超ゆる黄や石蕗の花 |
梶谷 予人 |
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○ |
己知り相手を想う秋夕日 |
岡川 大輔 |
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紅葉燃ゆ鬼女とも天女ともならず |
駿河谷敏枝 |
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冬蜂のガラスの空を掴みゐる |
乳原 孝 |
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ボケた句も生きいる証し麦浪忌 |
家永 衣子 |
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いつ見ても背中丸めて落葉掻 |
阪本 彰 |
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鵙鳴くや昔この地に切支丹 |
松島 圭伍 |
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○ |
木守柿自在と思う孤独かな |
田中 俊 |
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○ |
をちこちに風の棄てゆく落葉かな |
あめ・みちを |
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○ |
小さき子が一番の藷掘り当てる |
増田 雅子 |
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初時雨小腹なだめる猫まんま |
高原 風太 |