獅林豊中例会 (平成２６年９月１３日)
作品集 １ 兼題 「水澄む」
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主宰作品 無色てふ色は何色水澄めり |
的場 秀恭 | |
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以下会員作品 ○ 主宰選句 | ||
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水澄むやささやき残し流しをり |
澤田 稔子 |
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○ |
水澄みて心底にある闘志かな |
有馬 正恵 |
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源流を辿れば凛と水澄めり |
駿河谷敏枝 |
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○ |
水澄むや魚影の増ゆる岩の陰 |
堀之内鼓潭 |
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聖堂に詩編の響き水澄めり |
友成 陽子 |
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水澄める木地師の里や旧街道 |
阪口 悌 |
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空の碧映して湖の水澄めり |
田中 康雄 |
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水澄むや目指す頂見えねども |
増田 雅子 |
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水澄むや老いは映さず水鏡 |
弘 操 |
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岩の間の滴るしずく水澄めり |
山浦 純 |
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どこまでも澄む湧水の国うれし |
鳥居 弘美 |
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水分（みくまり）の神在すところ水澄めり |
奥村 遊山 |
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水澄むや少年の漕ぐ渡し舟 |
根来久美子 |
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水底に道化の真顔水澄めり |
森 一心 |
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水底に輪廻転生水澄みぬ |
梶谷 予人 |
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旅人の渇きを癒し水澄めり |
小原 勝 |
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方円に水澄みてをり潦 |
あめ・みちを |
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いたせんぱら太れわんどの水の澄む |
野村 朴人 |
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○ |
水澄むや流るるものは影を曳き |
東 徹 |
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ひとしきり涙したあと水澄める |
田中 俊 |
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○ |
覚えても忘るる早さ水澄めり |
森本加寿子 |